一日を有効に使うための「始発理論」 No.091

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一日を充実させるには、朝を制することが一番

昔、灯りが無かった時代の旅は、まだ暗いうちから出発の用意をして、足下が明るくなったらすぐに出発したといいます。これを「朝立ち」と言い、できる限り移動の時間を長くとるにはこれが最善だったようです。

朝立ちすれば、結果として、一日を長く使えます。一日を充実させることとは、一日の時間を有効に使うことに他なりません。それには朝を制する、早く起きて素早く活動に取り組むことが一番でしょう。

「朝立ち」を応用し、始発電車に乗る「始発理論」を提唱

電灯がいつでもどこにでもある現代では、朝立ちはあまり意味を持たなくなりましたが、その精神は引き継がれていますね。

極意塾では、時間活用の技を重要テーマとして追求していますが、朝立ちの精神を応用して、始発電車に乗る「始発理論」を提唱しています。(電車の無い地域ではまた別の技を!)

始発電車に乗るには朝早く起きなければなりませんので、一日の実質時間が長くなります。始発電車は出発時刻が決まっていますので、バックキャスティング理論が成立し、前夜からテキパキと行動するようになります。

一日の実質時間が長くなり、前夜から行動するようになる

効果として、

①始発電車は空いていますので、いつもまず間違いなくいい席にゆったり座れます。

②人より早く活動していますので、ちょっとした勝利感があり氣分がいいですね。

③早く到着するから、行った先で余裕をもって事に当たれます。

④充実した一日になるのが保証されたようなものです。

⑤また、飛行機ならば始発便は運賃が通常最安です。

モーニングセミナーに通うことで、早起き習慣ができた

朝を制する=朝早く起きて有意義な活動をすることには、何度となく取り組んできました(汗)。しかし、いわゆる三日坊主の繰り返しで、なかなか習慣にはなりませんでした。

高校生のときは、新聞配達で毎朝5時に起きていましたが、これは別の話ですね。倫理法人会の経営者モーニングセミナーに通うことが、早起きの習慣形成に大いに役立ちました。

2007年2月からですが、一週間に一度は朝6時から始まるセミナーに参加し始めました。

4年間ちょうど200回一度も始発に遅れることなく継続

入会した単位法人会のセミナー会場は、職場に近い所で、5時起きで間に合いましたが、役職をいただいてからはもっと早くなり、車を手放してからは、4時起きで4時30分の始発電車に乗ることになりました。

これは結果として習慣化出来て、4年間ちょうど200回一度も始発に遅れることなく継続しました。人の力を借りる、場の力を借りるという感じでした。

セミナー会場に会いたい人が誰もいなかったら、まぁ、2回か3回で早々に脱落していたでしょう。

週一度だけ早く起きるより、毎日同じ時間に起きた方が楽

「一週間に一度だけ早く起きるより、毎日同じ時間に起きたほうが楽だよ」「定刻に同じ場所に行くようにするとすごくいいことがある」という話を聞いて、「そうかな?」と思い、実験してみました。

用事があってもなくても、津田沼駅発4:30の電車に乗る。用事がないときは乗ったらすぐ降りて帰ってくる。定期券がありましたから経費はかからず。

出張などのときは、定刻4:00に起きて、津田沼駅に行くのと同等の場所に行く。やってみるとだんだん楽しくなって、毎朝ちょっとした勝利感を味わっていました。

これを183日間、ちょうど半年間続けたことがあります。(インフルエンザで途切れました(涙))何度も三日坊主を繰り返した早起きの習慣形成。

毎日定時定点に行くという具体的な設定が良かった

毎日定時定点に行く、それも家から1キロほど離れた駅の始発電車に乗る! この具体的な設定が良かったようです。

毎日4時に起きて、すぐ着替え、1キロ歩いて駅に行き、また1キロ歩いて帰って来る。時には、そのまま始発電車に乗って出かけてしまう。

毎朝4時台に、まだほとんど人が見えない街を歩きながら「完全朝型人間になったぞー!」という感覚を味わうのは、何とも言えない悦びがありました!

早起きは、まさに自己革新の大きな一歩だった

こんなことを毎日やっていましたので、そこから運氣が上がり、全てにおいて徐々に上向いていったのでした。早起きは、まさに自己革新の大きな一歩だったと思います。

早起きを習慣化する技として、始発電車に乗る!というのは効果抜群でした。

始発電車に乗るのは氣持ちがいい!

始発電車に乗るのは氣持ちがいい!これに味をしめて、出張、帰省などのときは、ほぼ毎回必ず始発電車に乗るようになりました。

【新幹線の場合】

東京駅までの電車も空いているからゆったり座れる。←ラッシュで揉みくちゃにされるのとは大違い。

新幹線東京駅の大阪方面始発は、6:00発。これに乗ると、季節にも天気にもよりますが、左手に朝陽が昇るのが見え、右手に陽に映える富士山が見えて最高!

目的地に着いたら、たいていの場合、時間の余裕はたっぷり。そこで喫茶店でゆったりパソコン作業をしたり、本を眺めたり、仕事が捗ります(笑)。

余裕の一日となります。いいことずくめ。いつも「こうでなくっちゃ」と思っていました。しかし、これ、そうすると決めるだけで、およそ誰でも、すぐに簡単にできることなんですね。

【飛行機編】

羽田空港発の飛行機に乗るときは、私は朝一番の空港行きバスを使うことにしています。始発バスは、乗客が少ないからゆったり座れます。

道路が空いているから、スイスイ進んで予定より早く着きます。間に合わなかったらどうしようとかいう心配とは完全に無縁です。

空港は、空調は効いているし、座る場所には事欠かないし、食事も休憩のスペースも問題ないですね。

3時間ぐらい早く着いても、「いい暇めっけ」ぐらいなもので、パソコンやスマホでの仕事が進みます。乗る飛行機も、自分で選べるなら、始発便を狙います。

始発便は、安い。そして、空いている。行った先で時間の余裕があるので、そこでまた色々なことが出来ます。始発便に乗るのは、いいことずくめです。

朝早く起きて、始発に乗るなんて、およそ誰でも、すぐに簡単にできることです。そう決めて、前の晩から用意すればいいだけですから。

家族がいてそれは難しいというケースもあるでしょうが、出来るのであれば始発に乗る。朝を制し一日の時間を有効に使う、およそ誰でも、すぐに簡単にでき、絶大な効果のある技です。

始発電車に乗ると決めれば、早起きなんて何でもないこと

毎日始発電車に乗るのと同等の朝の暮らし方をすると決めてしまえば、早起きなんて何でもないことになります。車で移動する時にも応用出来ますね。

私は、今は車は持たず、必要なときはレンタカーを使うようにしています。その時々の状況次第ですが、夏なら空が白みはじめる朝の3時半頃に出発することもあります。

早朝はいつもまず間違いなく道が空いてます。渋滞に巻き込まれたりすることはないから、スイスイ進めます。

ある日、船橋を始発電車に乗るのと同じ時刻に出発し、友人をピックアップして、郷里のいわき市まで行ったことがあります。着いてみたら、まだ8時前。

地元の人が起きるのと大差ない!丸々1日がこれから始まるという、何か大儲けしたような感じ。

氣分が良く、遅刻しないかとかの焦りが生じるはずもなし

帰省したときは、始発電車に乗るのと同じ時刻に出発し、明るくなりはじめた山腹の駐車場で、民謡を唄ったり尺八の稽古をしたりしながら、のんびりゆったり過ごす。

周りには誰もいない。陽が昇り、目の前には緑豊かな山々が輝き、遠くに太平洋が、……。鳥がさえずり、ひんやりした風が訪れる。

ほぼ天国=Almost Heaven 最高! しかも無料!そういうゆとりの時間を過ごしてから、その日の用事を済ませに向かう。氣分良し。遅刻しないかとかの焦りの心が生じるはずもなし

朝を制し、一日の時間を有効に使う

これを味わってしまってからは、陽が高く昇ってから起き出すなんて、バカらしくてやってられないぜ、という感じです。早く起きて早く動き始める。朝を制し一日の時間を有効に使う。

およそ誰でも、すぐに簡単にでき、絶大な効果のある技ですね。これを習慣にしていると、そうではない人と比べて、毎日確実に残酷なまでの差がついていきます。

「早起きはいいことだ。毎日早く起きなさい」と言われただけで、本当に毎日早起きするようになる人がいたら、天才でしょうね。

言われる前から躾けられていて簡単に出来る人は、天才の上を行きますね。私は天才でもなかったし、しっかり躾けてもらったわけでもありませんでした。

早起き習慣を身に付けると決めてからも、悪戦苦闘の連続

ですから、早起きの習慣を身に付けようと決めてからも、悪戦苦闘の連続でした。だから、技が必要だったんですね。その技が、私の場合は性に合うのが「始発理論」でした。

またの名を「定刻定点理論」。毎日、特定の時刻に、特定の場所に行く。何があってもそれを続ける。毎日続けると、どんどん楽になっていきます。

私は、何としても早起きの習慣を身に付けたくて、毎日3時30分に起きて外で体操してみたり、毎日4時に近くのデニーズに入るようにしてみたり、いろいろやってみました。

始発電車に乗るというのが性に合ったのは、相手が定刻に動き出すものだったからのようです。

早起きの習慣を身に付けたのは、50代も半ばから

恥ずかしながら、早起きの習慣を本当に身に付けたかなと思えるようになったのは、50代も半ばになってのことでした(汗)。

世間には「こうすると良い」「こうしなさい」という話はいくらでもありますが、「そのためにはこうすると良い」という具体的な技の話となると、さてどうでしょう?

非常に乏しい!ほとんど関心が持たれていない!有るかもしれないけれど、一番それを必要としている人にちゃんと届いていない!

誰でも、すぐに簡単にでき、やってみた人が笑顔になれる

有るのだけれど、非常に高価なセミナーだったり(そして大して効果の無いものだったり 笑)、非常に難解な、読むのに何時間もかかり、読んでも何だかわからないようなものだったり……。

およそ誰でも、すぐに簡単にできるものでないと意味がないのでは!?そして絶大な効果があるもので、やってみた人が笑顔になれるものでないと!というのが極意塾の発想です。

この視点から、、自己革新を簡単に実現してしまう技を、自ら実験しながら、多くの方にどんどん広めていただき、みんな幸せを感じる生き方をしている世の中にしたいと思っております。

No.091

文:極意塾塾頭 野中由彦