速読の極意「一頁一秒理論」 No.025

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速読のコツとは?

文章を速く読む。いわゆる速読については、夥しい数の本が出ていますし、速読のためのセミナーも盛んに行われています。いろいろ研究してみた結果は、複雑で難しいという印象がぬぐえません。

そうしたものと対抗する氣は毛頭ありませんが、セミナーに出ないとわからないような複雑さでは、すでに極意塾の目指すものとは異質ですね(笑)。

極意塾としては、コンセプトどおり、およそ誰でも、すぐに、簡単に、お金もかけずに出来る、いたって簡単で、効果絶大な「」を追究します。

それを速読に応用していろいろと実験して得た結果は、次のとおりです。

まず全頁をめくって「見る」こと

極意塾式速読の極意:『まず全頁をめくって「見る」』

読み方は極意塾式の速読の技。まず1ページ1秒ほどのスピードで全ページ「見てしまう」。次にまた1ページ1秒ほどのスピードで「見る」うちに、惹かれる部分を読む。

いたって簡単で、およそ誰でも、すぐに、簡単に出来ます。これは、小説など、順序よく丁寧に読んだ方がよいものには当てはめない方がよいでしょう(笑)。

1ページを1秒「見」れば、書きたかった雰囲気はわかる

どこから読んでもよいものには大いなる効果を発揮します。例えば、今目の前に460ページの某論文集があります。

これを全部読むとなると大変な作業ですが、「見る」だけでよいということならば、1ページ1秒ほどのスピードで460秒、すなわち、7分40秒ほどで「見終える」ことができます。

1ページを1秒「見」れば、そこに大体どんなことが書かれていて、どんな人がどんな氣持ちで書いたかといった雰囲気はわかります。

精読する価値ありと認めたものは、しっかり読む

さらに、心惹かれた部分にポストイットでも貼るか、端を折ったりしておいて、後でその部分をもう少し長い時間「見る」。

そしてどういうものかわかって、精読する価値ありと認めたものは、時間を氣にしないでしっかり読む。460ページの論文集で、本当に精読しなければならない部分は、それほどありません。

したがって、この方法で「読」めば、長くても30分で460ページの論文集は「読み込んだ」ことになります。

まずは「読む」のではなく「見ればよい」

この技を知っていれば、膨大な量の文献や長文にも、まったく楽に対応出来ます。まずは「読む」のではなく「見ればよい」のですから。

実際、この方法で、ある方の書いた200ページほどの文章を20分ほどで読み、その著者とその文章について2時間ほど語り合ったということがありました。

全体として何が書かれていて、自分が興味を持ったポイントはこれ、というのが出来ているので、2時間の語り合いに少しも支障が無いのに、われながら驚いたものです。

新聞も雑誌もネット情報も要領は同じ

新聞も雑誌もこの技を応用しています。ですから、新聞は1分以内で「見終えて」、あとは本当に読む必要のある部分を斜め読みし、さらに本当によく読む必要のある部分を「普通に読む」。

雑誌も同じ方法でやっているので、自分や雑誌を手にしている時間はかなり短いですね。それでいて新聞雑誌から得られるものはちゃんと得ています。

ネット情報も同じですね。まずサッと全体を見てしまう。そうすれば、そもそも読む価値のあるものかどうかは判断できます。要らないものは「うちやつておき」、必要なものだけとアクセスする。

どこが山場かもわかっているので、効率よく鑑賞できる

この時代では必要不可欠な技かも知れませんね。この応用で、例えば、DVD等の映像ものも、まず5倍速、20倍速といった早送りで最後まで「見て」しまい、全体像を把握してから、標準速で「鑑賞する」というやり方もあります。

美術館や博物館に行った時も、この技を使っています。まずひととおり全部「見て回る」。そしてどこにどんな雰囲気のものがあるかを理解してから、順路通りに「観て回る」。

こうすれば、どれほど時間がかかるものかイメージできているし、どこが山場かもわかっているので、効率よく鑑賞できるというものです。

全体を掴んでから、部分に集中する

極意塾では、「全体視」「全体把握」の凄さ、素晴らしさを繰り返し強調します。取り敢えず、イメージでよいから、全体がどうなっているか掴んでおく。その上で、部分に集中する。

そうすれば、その部分が全体の中でどういう位置を占め、どういう意味があるのか、わかって対応出来ます。

全体がどうなっているか、わかっているか、わかっていないか、その違いは絶大な違いを生みます。

No,025

(極意塾塾頭 野中由彦)