最高のパフォーマンスを実現する極意:リハーサル四回理論(1) No.142

仕事
この記事は約2分で読めます。

メンター:藤平光一先生

私は藤平光一先生をメンターと信じ、深遠な、そして実生活にすぐに役立つ教えを多々いただいております。

藤平光一師は、統一合氣道会の創立者で、中の極意と言うべき教えをたくさん残しておいてくださってます。

「心が体を動かす」「心身統一」がキーワードです。

リハーサルを4回行う

藤平光一師の教えからの流れですが、4回繰り返し実施するとパフォーマンスが最高になる「リハーサル4回理論」をご紹介いたします。

1回目は、心身が統一されていない。(体を心が追いかける)

2回目は、心身が統一される。(心が体を動かす)

3回目は、心身統一された上でできる。(心が体を動かす感覚がわかった上で行う)

4回目は、心身統一された上でできたものを記憶させる。(心が体を動かす感覚を記憶する)

5回目以後は、4回目の繰り返しである。

二度目が本物

人の実生活では何でも一度で終わってしまいますが、二度目が本物なのだそうです。

それは一度目は心が体についていってないからで、二度目で心が体についていく、心が体を動かす、心身統一された本来の動きができるという、深い深い教えです。

これを何度も何度も繰り返すうち、三度目、四度目、五度目の意味がわかってきました。

リハーサルを4回やると、当面を体験できますし、当面最高のパフォーマンスを記憶できます。

例えば、前夜に4回リハーサルすると翌朝早起きがすんなりできます。

次回以降、実例を紹介いたします。

※ 写真は2001年、バンコクで。タイの正装です。

No.142

(極意塾塾頭 野中由彦)