改善の極意:まず時間を守ることから理論(6) No.167

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あるイベントでの実験

時間を守ることから始めると、イベントも直ちに劇的に改善できます、という話です。

以前、私は400人ほどが参加したパネルディスカッションの司会を担当したことがあります。

この時心がけたことは、徹底して時間を守ることでした。

時間を守ると宣言するだけで空氣が変わる

3人のパネラーの方にも、事前に進行スケジュールを渡して打ち合わせ、持ち時間をきっちり守っていただくようお願いしておきました。

そして秒単位できっちり定刻にスタートし、「このパネルディスカッションの終了時刻は、16:50を予定してございます。帰りの飛行機や電車の都合もありますので、終了時刻は必ず守ります。私は死ぬほど時間を守る人と言われております」と宣言しました。

会場の参加者を見ると、ニコニコしながら「この人なら本当にきっかり終わりそうだな」という表情をしている方が何人もいらっしゃいました。

時間を守るだけで最高の雰囲氣に

さて、パネルディスカッションが始まりますと、ともかくパネラーの方もみな時間を守り、私の得意の『」(話の終わりの瞬間を捉えて反応する技)、「ソの理論」(声をソの高さにする技)も功を奏し、自分でも驚くほど、歯切れ良く進行し、話し手も聴き手もリズムに乗り、会場全体がどんどん楽しく和やかで、それでいて凛とした最高の雰囲氣になっていきました。

そして宣言どおり、16:50ちょうどには、参加者が席を立てるように終了しました。

後に、驚いたことに、その場にいらっしゃっていた理事長から直々にお褒めのメールをいただくなど、評価は上々でした、

ともかくまず時間を守る!‥‥この一点だけで、これほど改善できるのか!という驚きの体験でした。

時間を守ると決めるだけ!

時間を守るのに難しいことはありません。

時間を守ると決めればよい、それだけです。

決めるというのは、それ自身が技ですね。

そして、タイマーを使い、あと何分?あと何分?と確認しながら進める「あと何分?理論」を実践すれば、改善結果はついてきます。

No.167

(極意塾塾頭 野中由彦)