人前で話す時あがらない極意:主役は誰?理論 No.169

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あがりの苦しみからの解放

人前で話すときのあがり対策ですが、司会者にはあがったり緊張したりする権利はありませんよ、という話です。

人前で話をする時に緊張する、あがる、というのは大変苦しいことですね。

その苦しみが一挙に軽くなったことがありました。

それは、古舘伊知郎さんの体験談でした。

古館伊知郎さんの体験

古舘さんがアナウンサーとして駆け出しの頃、どなたかに「いやぁ、どうにも緊張しちゃうんです」と言ったところ、その方が言うには、

「バカやろう、お前は司会者だろ。

司会者は主役ではなく、主役を引き立たせる役目じゃないか。

主役でもない、たかが司会者のくせに、何が「緊張しちゃう」だ!

司会者にあがったり緊張したりする権利は無い!」

こう言われて、それから主役を引き立てる役目に徹するようになり、司会の仕事がとても楽になった、いい仕事が来るようになった、ということでした。

それからの古舘さんの活躍は、プロレス中継はじめ、多くの方がご存知のとおりです。

司会者ならばたいして緊張しないのはなぜ?

この話を何かで聞いたか読んだかして、深く感じるところがありました。

そう言えば、私は結婚披露宴の司会などもよく頼まれてやっておりましたが、司会者の時は、さほど緊張することはありませんでした。

「司会者なんて、主役を引き立てるだけのこと。

その司会者が緊張したりあがったりしてたのでは話にならない。

そもそも多くの人の注目を浴びると思うから緊張する、あがる。

主役は誰なんだ! 司会者に緊張したりあがったりする権利は無い!

誰もお前なんか氣にとめてないから、淡々と司会進行を努めればいいのだ!」

主役でもないのにあがってどうする!?

このように思えてから、俄然楽になりました。

それと同時に、我を消して、その場の、とくに主役とお客さんを思うことに集中しますから、司会者としてのパフォーマンスはぐっと良くなったと思います。

主役は誰か? 主役でもないなら、あがる権利が無い! 緊張する権利が無い! ‥‥素敵な発想です。

No.169

(極意塾塾頭 野中由彦)