高速再生機能のありがたさ
素早く情報をとり込む技がますます必要になってくる時代ですね。
最近の技術の発展は誠にありがたいですね。
ビデオを倍速で音声付きで観ることもできますし、録音を再生速度を変えて聞くことも簡単にできるようになりました。
高速再生で観る
私は高速再生機能をよく使います。
一頁一秒理論の応用のようなもので、ビデオを初めは32倍速で最後まで観てしまい、次に8倍速、4倍速、2倍速で観て、それから通常の再生でゆっくり観るという観方ができます。
映画のように次に何が来るかわかってしまっては面白くないものは別ですが、ノウハウものなどには重宝します。
まず全体を把握する
この倍速再生活用法の何が良いかと言えば、やはり初めに全体を把握できることですね。
全体の構成、全体の雰囲氣がわかってから部分に入ると、安心して楽しめます。
超高速で眺めてあまり興味が湧かないものは、通常速度で観ても興味が湧くことはまずありません。
その意味で、品定めにも使えますね。
簡単にできる技が大差を生む
私は、実はあまり長い時間集中できるタイプではありません。
「3分間しか集中できないからウルトラマンだ!」と自己紹介していた方がいらっしゃいましたが、私も似たようなものです(笑)。
とくに高校生の頃は、ほとんどいつもくたびれ果てていて(笑)、元氣でいられるほんのわずかな時間をどう使うかが課題でした(今だからそうだとわかりますが)。
その頃から倍速再生機能のある機械を使えていたら、勉強の捗り方もだいぶ違っていたのではないかと思います。
アナログタイプの倍速再生法、それが一頁一秒理論ですね。
それはその当時でも簡単にできた事でしたが、知りませんでした!‥‥こうした技を知り、技を使うことは大差を生みますね。
No.180
(極意塾塾頭 野中由彦)