過去の意味付けを変える極意:プラスの言葉理論(4) No.187

日常生活
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頭を鍛える

家が貧しいことが嫌で嫌でたまらなかった片田舎の少年は、上昇志向に燃えました。

世に出て裕福で満足な人生にするには、なんといっても頭を鍛えなくてはと、自ずと勉強にも集中していました。

親からは「勉強しろ」などと一度も言われたことがないどころか「あんまり勉強すると頭がおかしくなるぞ」などと言われて、「そんなことを言ってるからこの家は貧乏なんだ!」と怒り、さらに集中していたようです。

都会のセレブが泣いて喜ぶ食事

両親が同時に長期入院していた頃は、夕食のメインのおかずは一週間のうち六回は納豆でした。

貧しいとはいえ、農家ですから、土地のもの、季節のもの、採りたてのものが豊富にありました。←冷蔵庫がありませんから、他には漬物ぐらいでした。

しかもすべて無農薬。今にして思えば、山の手のセレブが涙を流して喜ぶような健康食でした。

頭が冴えまくる

こんな生活でしたから、頭は冴えまくり、身体は軽く、元気が漲り、成績はオール5、学校始まって以来の秀才ではないかとまで言われていました。

勘の方も冴えまくり、馬乗りのジャンケンで23連勝したことがあります。

後出しなどの不正は一切無く、ただ勘で相手が次に何を出すのかが鮮やかに感じられ、それがことごとく当たるのでした。

貧乏がゆえの充実した生活

私がそんな人生の絶頂期と言いたくなるほどの充実した少年時代を過ごせたのは、家が貧しかったからなのでした。

これがごく当たり前な程度に裕福だったら、上昇志向に燃えて自分を鍛えまくることなどは考えもしなかったかも知れません。

とくに暗い過去を振り返るのは、やり方を誤ると後ろ向きになってしまいやすいのですが、その時「本当に良かったね」「良かったぁ!」との言葉を重ねると、すぐ側にあった、あり得ないほどの幸運幸福に氣付くことがあります。

過去に「良かったね」と言ってみる。‥‥およそ誰でも、すぐに簡単にでき、絶大な効果のある技です。

ただし、これは自分の過去にだけ言うことで、許可なく他者の過去に言ってはならない技です。

No.187

(極意塾塾頭 野中由彦)