ポストイット活用に取り組む
私は、2004年頃から、ポストイット活用にかなり徹底して取り組んできました。
ポストイットというのは、3M社の製品名ですが、付箋紙の代名詞のようになっています。
私も付箋と呼ぶよりは、ポストイットと呼んでしまったほうが馴染んでいますし、また実際3M社のものだけを使っていますので、ポストイットと称することにしています。
ポストイット活用コンテストがあったら‥‥
もし、ポストイット活用についての全国コンテストがあったら、ひょっとしたら私が優勝するのではないか、と思うほどです(笑)。
職場でも、家でも、オリジナルカレンダーに、イベントなどをすべてポストイットに書いて貼っておくということもやりました。
手帳には、記念日、イベント、その他何でもポストイットに書いて貼っておくというのを何年も続けています。
名簿は、もっぱらポストイット1枚に1人の名前を書いて貼って作成していました。
1年間、毎日の出費をすべてポストイットに書いてノートに貼っておくという実験さえしたことさえあります。←あまり役することが無かったのでやめました(笑)
執筆内容取りまとめに威力
ポストイット活用の中でも、とりわけ効果があるなと思うのは、やはり話や文章をまとめるときですね。
実は、ある方の膨大な量のブログを編纂し、150ページほどの著書にまとめるという作業をお手伝いしました。
このときも、ポストイットが威力を発揮しました。
小見出しになる水準のキーワードをポストイットに書き込み、著者と一緒に、並べ替えたり、書き加えたり、取り外したり、‥‥これは私には最高に楽しい作業のひとつです。
簡単にまとまってしまうので、時間が短いのが難点ですが(笑)。
地図化する技
しかし、ポストイットだけでは、時系列の1次元的なものになりやすい欠点があります。
そこで、クモの巣理論を合わせると、地図化されて2次元的な広がりが出ます。
テーマを書いて◯で囲んだ周りに、キーワード、小見出し、超短文を思いつくまま書いて、貼り、並べ替え、グルーピングする。
この作業からスタートして進めると、およそ誰でも、すぐに簡単に、話をわかりやすく構成することができます。
これから、自分の人生を一冊の本にまとめたいという方のお手伝いをすることが増えてくると言っていただいております。
このポストイット理論とクモの巣理論で、準備万端です。
No.199
(極意塾塾頭 野中由彦)