高い理想を実現する極意:実践目標は小刻みに理論 No.209

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小学4年の道徳の教科書に‥‥

小学4年の道徳の教科書に、「」という文章が載っていました。

走るのが苦手な作者が、1万mのマラソン大会に出て、残り2,000m辺りで朦朧となって、もうやめようかと思った時、300mほど先の立木が目に入り、「あそこまでなら頑張れる。あそこに行ってもう駄目ならやめよう」と頑張ったところ、どうにか到達できて、そうしたら欲が出て、次は電柱を目標に頑張り、たどり着いたら、次の目標が‥‥というようにして、ゴールできた。成績も思っていたより良かった‥‥という話でした。

長距離走で苦しさを紛らわす極意

私は、陸上をやっていたことがあり、長距離走で苦しくなった時、この話をよく思い出しました。

実際、何か目印になるものを目標にして走り、その度にこの話と似たような体験をしたものです。

その後の人生でも、苦しかった時にはよく思い出し、なんとかその時々のゴールにたどり着けたものです。

これも、およそ誰でも、すぐに簡単にでき、絶大な効果のある技=極意ですね。

下村湖人の文章だった

実は、この道徳の教科書が生家に残っていて、五十歳を過ぎてから読み返しました。

すると、これは下村湖人という作家の書いたものだとわかりました。

(今は、Googleですぐ読めるようになっていますね。)

もう50年以上も前に読んだ文章ですが、私の中でずっと生き続けてきた話です。

この技を思い出し実践した回数は、すでに数千回になっているでしょう。

実践目標は小刻みに

理想が高いのはいいのですが、膨大な作業が目の前にのしかかって来ると、苦しくなります。

そういう時に、実践目標を小刻みにすると、苦しさは変わらなくても、小さな希望が湧き、結構頑張れるものですね。

「あの電柱まで」
「あの角まで」
「あと3回だけ」
「12月いっぱいまで」‥‥

こうやっているうちに、目指した所まで行き着いてしまえばいい‥‥賢い生き方だと思います。

楽で楽しい生活のために

極意塾では、このような他人様の素晴らしい知恵=極意を収集し広める活動もしていきたいと考えております。

このフェイスブックの投稿も、下村湖人さんが短文を書いたのと同じようなことをしているのかなと思います。

わたくしが「」を小学4年生の時に読んで、その後の人生がいくらか楽になったように、極意塾の投稿を読んだ方が、もっと楽で楽しい生活を送るようになる‥‥それが極意塾のめざす「高い理想」です。

No.209

(極意塾塾頭 野中由彦)