高いパフォーマンスを発揮する極意:だけ理論(1) No.211

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日常生活
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バットを振ってくるだけ

もうだいぶ前のことですが、ワールド・ベースボール・クラシック (WBC)の非常に緊張する場面で、福留選手が打席に立ちました。

その結果はあまりよく覚えていないのですが、ベンチに帰って来てからのインタビューで、

「緊張しましたか?」
と訊かれて、

「いや、バット振ってくるだけですから」
と、あっさり答えていたのを鮮明に覚えています。

追いつめられると引き算する

バットを振ってくるだけ‥‥確かにそのとおりですね。

スポーツに限らず、芸能でも、営業でも、「〜するだけ」と思いをシンプルにすると力を発揮できて、結果も良いようです。

人は追いつめられると、引き算を始めるようです。

捨てられるものは捨て、氣を向けるものを「これだけは」というひとつに絞る。

こうすれば、シンプルに集中力を高めることができるのでしょう。

集中して事に当たる

「5分早く行くだけ」
「靴を揃えるだけ」
「言いたい事を言うだけ」
「黙ってついていくだけ」
「いざとなったら原稿を読むだけ」
「窓を拭くだけ」‥‥

その時々の場面で、「〜だけ」と自分に言い聞かせれば、集中して事に当たれます。

とくに緊張する場面では効果てきめんです。

生涯最初のゴルフショット

そこで思い出すのは、小学生の時の生涯最初のゴルフショットです。

近くに砂利採取地があり、何故かゴルフボールが一個落ちてました。←50年以上も前。

兄たちが木でゴルフクラブのようなものを作り、砂場に向かって打つのですが、うまく当たりません。

「由彦、やってみろ」
と言うので、L字形の木を手に、生まれて初めてゴルフボールを見ました。

「こんなのボールのちょっと下をぶっ叩くだけじゃん」
と思い切り振り回しました。

すると見事に思った所に当たり、ボールはパッシーンという快音と共にすごいスピードで砂に突き刺さりました。

「ウオォーッ」と歓声が上がりました。

「こんなの〜するだけ」と思うことの威力でした。

今度ラウンドする時は、この「」を駆使してやってみるだけです(笑)。

No.211

(極意塾塾頭 野中由彦)