口癖の恐ろしいまでのパワー
先日の投稿 No.214 で、福田純子さんのお話の、いつも「わたしはしあわせ」と言って暮らし、最後にも「ああ、わたしはしあわせ」と言って大往生された素晴らしい女性のことを書きました。
このストーリーを、わたしはそれから何度も心の中で繰り返しているのですが、思うことは、言葉の習慣、平たく言えば口癖の恐ろしいまでのパワーです。
これまでも何度も思ったことですが、またもその感を強くしました。
言葉の習慣を変える
極意塾は、思考・行動の習慣を変えて、健康・成功・幸福を現実のものにしましょう、ストレスを減らし幸福度を上げましょうという運動です。
思考すなわち言葉の習慣は、研究すればするほど、恐ろしくなるほどにその人自身を操っていることに氣付きます。
だから反対に、言葉の習慣を変えるだけで、簡単に楽々と自分を変えることができるというのが理ですね。
幸せになりたいなら
言葉の習慣を変えることは、簡単には口癖を変えることです。
幸せになりたいならば、「幸せになりたい」などと言っていないで、「私は幸せ」と現在形で言う口癖を付け、これをいつでもどこでも何度でも、倦まず弛まず繰り返し続ければ、そのとおりになるという話です。
先の大往生された女性は、その素敵な素敵なお手本というべきでしょう。
正直言って、これは怖い話ですね。
いつも自分が言っているとおりになってしまうのですから。
口癖がわかればその人がわかる
人の特徴は、端的には顔に、そして口癖に現れていますね。
「どうせ私なんか」といつも言っている人には、どうせ私なんかという状況が繰り返し現れます。
「ついてないなぁ、いつも‥‥なぜ俺だけこうなるんだ!」と怒っている人には、またつきのない事象が次々現れます。
だから、自分にどんな口癖があるか、早急にチェックして、好ましい現象が現れるように書き換えないと、いつまでも今のままです。
口癖を変える
口癖を変えるのは、難しいことではありません。
「難しいよ!」と思ったとすれば、それも口癖ですから、その都度「簡単だ、簡単だ」と言い直すだけです。←「簡単だ理論」「だけ理論」
口癖を変えるだけで、思いどおりの境遇を作り出す‥‥およそ誰でも、すぐに簡単にでき、絶大な効果のある技です。
費用はゼロ円。試さない手はないでしょう。
と言うよりも、今までもずっと、口癖で自分の境遇を作り続けてきたのですから、今の境遇が満足のいくものでないなら、変えなければ損です。
No.214
(極意塾塾頭 野中由彦)