思いどおりの境遇を作り出す極意:口癖理論(4) No.217

極意の紹介
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自分の未来は自分で決められる?

「野中さん、は自分で作るんです」とあっさり言われたことがあります。

よく運命は自分が招くものであるとか、境遇は自ら作るものだと言われます。

何度も聞いていると聞き流してしまいそうですが、これは本当は恐ろしい話ですね。

言い換えれば、「あなたの未来はあなたが決めるんですよ。あなたがんです」ということですから。

本当なの?

例えば今経済的に困窮している人が「私は裕福になる」と決めたとします。

その人は現実に裕福になるのでしょうか?

残念ながら、決めただけで裕福になることはありませんね、ここはこの世ですから(笑)。

この世は、「理」の世界、だそうですから。

決めたから裕福になる‥そこには理がありません。決めてからどうなっていくかが問題で、そこから理が現れてきます。

裕福になるわけないだろう!‥そこから

「お前が裕福になる!? できるわけないだろう」という反論が早速やって来ます。

悔しい思いが生じます。

「なぜなんだ? 世間には裕福な人がたくさんいるのに、なぜ俺にできるわけがないんだ!」と考え始めます。

すると、裕福になっている人たちと自分との違いに目が行きます。

例えば「そうか、あの人たちは親の世代からの財産があるが俺には何もない。しかし、そもそもその財産とは何なのだ?」などと考え始めます。

まず情報が入って来る

「じゃあ、俺が今から財産を作るとすれば、何をどうやればいいんだ? そう言えばA氏はそういうことのアドバイスをにしていたな。訊いてみよう」

はいっ、動き始めました。

まず、情報が入って来ます。

決めたとおりの未来の=運命、境遇を作るために必要な情報が次々と入って来るようになります。

以下、必要な人に会い、必要な行動を起こし、だんだん「裕福になった」状況に近づいて行きます。

こうしたからこうなった、だからこうなった‥‥それが重なり続けて行きます。

そこには理がありますね。

理が無い=無理はありません。

その連鎖を持続し加速させる簡単で抜群のが「口癖」ですね。
(以下、次回)

No.217

塾塾頭 野中由彦)