素晴らしく生きる極意:恩送り理論 No.235

学習
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最も濃厚な人的サービス

過日、篠崎図書館カフェで、若いお母さんが右手でスマホを操作しながらも、左手でベビーカーをそっと揺すり続けていました。

ベビーカーにはまだ幼い子がスヤスヤと眠っていました。

こういう光景を見る度に思うのですが、母親の子育ては、それこそ365日24時間、この上なく濃厚な人的サービスですね。

しかも無償で一方的にやってあげる、それこそザ・サービスですね(笑)。

既にしていただいているから

しかし、思うに、その母親自身もまたその母親に、既に無償の一方的な最高度濃厚人的サービスをしてもらっているのですね。

人からしてもらった人は、同じような事を人にしてあげるのは、抵抗もなく簡単にできるのでしょう。

こうして世代から世代へ命が繋がれていくわけですね。

恩を送る生き方

これが恩送りの生き方の典型でしょう。

親から愛情をたっぷり受けて育ち、その恩を我が子に送る‥‥これこそ素晴らしい幸せな生き方なのでしょう。

他の人から愛されて暮らし、愛された分だけ他の人に愛を振りまくことができる。

こういう人は本当に幸せですね。

振り返りますと、私はそのような幸せな人生を歩んでいる方を何人も存じ上げております。

最高の生き方

しかし、もし親からも他人からも愛されることなく、濃厚な人的サービスというべきものを受けたことがなかったらどうなるでしょう?

前述のような生き方をするのは難しくなるのは容易に想像できますね。

ところが、他者からはほとんど何もしてもらえなかったのに、他者にはさまざまな施しや親切をする人がいたらどうでしょう。

やってもらった事と同等の事を人にやってあげるのは、プラスマイナス、ゼロ。

ほとんど何もやってもらったいないのに多くの事をやってあげるのは、やってあげた分だけプラスですね。

そういう人こそは、愛情たっぷりに育ち、愛情たっぷりに生きている幸せな人より、さらに上を行く生き方をしていると言えるのではないでしょうか?

そのチャンスを得ている人は、実は非常に多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私はそういう生き方をした人物、現にそのような生き方をしている人物を注目していきたいと思っております。

No.235

(極意塾塾頭 野中由彦)