窮地を楽しく脱する極意:諸行無常理論 No.246

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永遠に続くものは何も無い

境遇が思うに任せないときは、それがあたかも永遠に続くかのように思いがちです。

反対に、最高に幸せな境遇はいつまでも続いて欲しいと願いますが、それも叶いません。

良しにつけ、悪しきにつけ、今ある状況がずっと続くことは無い!……それが現世ですね。

! 昔も今も未来も、変わらないものは無いのがこの世ですね。

これを受け入れてしまえば楽になる、という話です。

Beach Ocean Sand Nature Coastline  - bluemoonjools / Pixabay

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過誤に満ちていた過去の自分

わたくしは自分自身の生き方を振り返った時に、自分に言いたいことは山ほどあります(笑)。

誤った考え、間違った知識、選択の失敗、その他、過誤に満ちた自分を思うと、情けなさを通り越して愛しくさえ思われてきます(笑)。

今の状態は続かないものだから……

とは言え、非常に面白くない状況にあっても(それがいつものことでしたが 笑)、「これはいつまでも続くものではない」という確信は常に有りました。

ほとんどの事は、時間が解決しました。(笑)

と言うのは正確ではなく、何も出来ないでいるうちに状況が変わってしまったと言うほうが正しいですね。

例えば、どうにも合わない上司がいて、なかなかの体験をさせていただきましたが(笑)、転勤で顔を見ることもなくなったというような展開であり、劇的に人間関係を改善した!というような解決の仕方ではありませんでした。

それはつまらない展開ですが(笑)、「こんな状況はいつまでも続くわけではない。なら、この一生に一度だけかも知れない馬鹿げた状況をよーく味わっておけ!」と思ったことがありました。

そう思ってからは、すなわち諸行無常を思い起こしてからは、目前の馬鹿げた展開も、まるで小説のネタの提供のためかよ?と思えるほどに面白く思える自分がいました。

何もしないで窮地を脱する

窮地を脱すると言えばカッコいいですが、自分一人の努力や工夫で窮地を脱するというようなことは、現実問題として、あまりないでしょう。

それより、なるに任せて、ただ「これもいずれは無くなる」と見て(実際そのとおりでした)、「だったらそれを楽しんでやれ!」ぐらいの氣持ちでいるほうが賢いというものでしょう。

もちろん自力でなんとか出来るものなら、サッサと改善してしまえばいいですが。

ただ今新型コロナウイルスの問題で大変な状況ですが、どんな展開になったとしても、いつかいずれは収束するのは確実です。

諸行無常! 何事も永遠に続くものは無いということに、結局人は救われる! ということかも知れませんね。

No.246

(極意塾塾頭 野中由彦)