苦境にあっても冷静に対処する極意:最悪ってそれね理論+0.3秒理論 No.250

日常生活
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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い7都府県に緊急事態宣言が発令された状況下で、不安や恐れ、怒りなどのマイナス感情に支配されがちな人がたくさんいらっしゃるのかも知れません。

ストレスを減らし幸福度を高める生活改善の技を提唱している極意塾の塾頭としては、一緒にマイナス感情を持っているわけにはいきません(笑)。

あえて申し上げますが、わたくしは、極意のお陰で、個人的にはとても快適な生活を続けております。

最悪を受け入れれば、それ以上悪いことは起こらない

昔から「最悪を受け入れなさい」という智恵が語られ続けていますね。

想定される最悪の事態を受け入れてしまえば、それ以上悪いことは起こらないことになります。

「最悪ってそれか! それ以上悪いことは起こらないのか!」となると、心というのは不思議なもので、一種の安心感を覚えるもののようです。

最悪の事態を飲み込むと、それをなんとかしようという闘志が湧いて来ます。

「バカヤロウ、やられっぱなしでいられるか!」と猛然と闘うファイターになりますね(笑)。

その最悪の事態はまだ起きているのではないのですから、手立ては残されているはずです。

それを見つけ出そうとする心が働き出します。

わたくしの場合は、このコロナ禍では、次のような過程をふみました。

(1)起こりうる最悪の事柄は何か?

最悪?……それは、自分自身だけのことを言えば、自分が新型コロナウイルスに感染して、医療を受けることもできずに、苦しんで死亡することだ。

(2)それはやむを得ないのか?

そんなことはない。

スペイン風邪などの過去の例を見ても、感染した人もいれば、感染しなかった人もいる。

感染した人はみな死亡したかと言えば、そんなことはなく、回復した人のほうが圧倒的に多い。

(2)それで、何をやるのか?

まず、感染しないで済ます手段がある。

その方法は、すでに分かっている。三密(密閉、密集、密接)を避けること。

一般のインフルエンザや風邪予防と同じように、規則正しい生活、健康な食事、適度な運動、手洗い、うがい、……。

毎日、感染しないための行動をすべて模範的なまでに励行している。

次に、万が一感染したとしても、症状が出ないで終わる可能性のほうがかなり高い。

さらに、症状が出たとしても、今持病があるわけでもなく、何一つ薬を服用しないで健やかに生活し続けているのだから、重症化する可能性はかなり低い。

むしろ、要らぬ心配をして時間を無駄にしたり、チャンスを逃したりするリスクを考えて、それを回避するようにしたほうが賢いというものだ。

それでも重症化したのなら、それはやむを得ない。やむを得ないのなら受け入れる。

それからどうするかは、その時に考えればよいことで、それまではそうならないようにすることだけ考えて行動していれば足りる。

マイナス感情が生じる前に通過する

このような思考過程で、わたくしはこのコロナ禍については決して心配、不安、恐れ、怒り等の感情は持たないでいます。

正しくは、心配も不安も恐れも怒りも、「すでにやり終えた」というのが正しいですね。

心配? しました。0.3秒だけ。
不安? 感じました。0.3秒だけ。
恐れ? 感じました。0.3秒だけ。
怒り? いっぱい怒りましたよ。ただし1回につき0.3秒だけですけど(笑)。←「0.3秒理論」

もう充分やりましたから、これ以上やる必要が無いのです(笑)。

それより、今できる事、これからできる事を見つけて、氣付くと同時に行うことに注力したほうが断然賢いではないですか!

こんなことは、およそ誰でも、すぐに、簡単に、お金もかけずに出来ることです。

心配してはいけないと言っているのではないのです。

心配なことは、心配したいだけ、いくらでも心配すればいいのです。

心配することも、それによって危険を予知できて身を守れるのですから、もともと必要のある大事なことですね。

ヒトは命を守るためにマイナスのことに目が行くように仕組まれているようですから(笑)。

ただし、長い時間心配し続ける必要はないということです。

一瞬、具体的には0.3秒、心配すれば充分です(笑)。

0.3秒ならば、身体が心配によって悪影響を受けるヒマがありません(笑)。

後で振り返って結果的に何の役にも立たなかった心配によって、身体を不調にさせることはないですよね。

心配と言えば、社会がこれからどうなって行くのか、心配しようと思えばいくらでも心配できる条件が整ってきました(笑)。

実は、自分自身の罹患のことに限らず、自分の所属している組織についても、一般の社会情勢についても、「起こりうる最悪の事柄は何か?」を自問し、それを受け入れ、その最悪事態を改良していくのに自分は何ができるかをシミュレーションしました。

想定した最悪の事態はここには書かないほうがよいと思われますので書きません(笑)。

しかし、それについてもわたくしは心配したり、恐れたりはしていません。

実際には、他の人よりも数多く心配し、恐れ、苛立ち、怒っているかも知れません(笑)。

ただ、その時間がとても短いから、心が乱されないで済んでいるというのが正しいですね(笑)。

No.250

(極意塾塾頭 野中由彦)