苦境にあっても冷静に対処する極意:両面見なよ理論(2) No.253

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この投稿を読み上げソフトが朗読している音声を動画にかぶせてみました。さて、いかがでしょうか?😅

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(1)ニュースは片面しか言わないから翻訳しながら聞く

最近しばしば思うことは、ものごとの両面を見る「」がいかに大事かということです。

マスコミの流すニュースでは、物事の片面しか語られませんね。

例えば、「東京都で新型コロナウイルスの感染者があらたに100人増えました」などとは伝えますが、もう一つの面である感染しなかった人の数に触れることはまずありません。

わたくしは、例えば「自殺者3万人」というような報道に接する度に、では自殺しなかった人は何人かと翻訳しながら聞いてます。(^_^;)

「日本の人口が仮に125,000,000人だとすると、年間自殺者3万人ということは、その年124,970,000人は自殺しなかったということだな」ともう一つの側面の情報を追加するわけです。

厚生労働省の公表によると、4月20日12:00時点の新型コロナウイルスの国内感染者で有症状者は6,656名とのことです(出典:厚生労働省HP)。

ということは、症状の無い人は、その比率は……と計算しながら読むわけです。

(2)浅草の火事!?

最近は、城野宏さんの本をよく読み返しています。(このような時代状況となると、城野宏さんの情勢判断学の説得力は大いに増しますね。)

新聞などで「浅草で火事があった」というニュースが流れたとすると、それは「なるほど浅草で火事があった……そういう時は上野や両国や深川などでは火事が無かったということも意味していると取れ」という両面思考の必要と有効性を城野宏さんは強調しています。

浅草で火事があり、同時に上野でも両国でも深川でも火事があったなら、それは「浅草の火事」というニュースにはならない、関東大震災や東京大空襲というようなニュースになるはずだという理屈です。

浅草で火事という情報には、それと同時に浅草以外の所で火事は無かったという情報も含まれているから、その両面を同時に受け取れというわけですね。

マスコミの流す情報は一面ばかりですから、ものごとの両面を把握するには、こちらがひと工夫加えないといけないということですね。←テレビも新聞も見てませんが。(^_^;)

(3)常に両面を見る思考習慣を体得する

正直に告白してしまえば、以前のわたくしは、心配、懊悩、苦悶のプロと言っていいほど、無駄な心労を重ねていました。

当時の自分を極意塾に入塾させて、徹底的に思考の習慣を変えてやりたいと思うほどです。(^_^;)💦

思考の習慣を変えるといっても、この場合、何も難しいことはありません。

常に両面を見る。
上を見たら下も見る。
右を見たら左も見る。
表を見たら裏も見る。
明るい面も暗い面も見る。
不利な面を見たなら有利な面も見る。
過去も見る、未来も見る。……

この両面思考を事ある度に繰り返すだけです。
千回ぐらい繰り返したら、ほぼ完全に習慣となっていて、「バランスのとれた落ち着いた考え方をする方ですね」などと言われるようになっています。

No.253

(極意塾塾頭 野中由彦)