自分を知り自分を変えるには記録をとってみるとよい(3) No.298

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(1)セルフ・モニタリング法

ここで紹介している法は、一般には、セルフ・モニタリング法と呼ばれているもので、ずっと前からよく知られている方法です。
セルフ・モニタリング法という名称が冠されるずっとずっと前の、太古の時代から、人々は同じような方法で、を知り、自分を変える手立てを見つけ、自分のを変えていたのでしょう。
塾は、新しいやり方や術を編み出して広めるというものではなく、先人がすでに実験実証して「これはいいよ」というやり方や術を実際にやってみて、そののほどを見てみましょう、また、もっとよいやり方はないか工夫してみましょうという活動ですね。
しかし、初めて接する人にとっては、それは新しいやり方であり術であることも見逃せませんね。
本当に、実際に、人が救われるのが目的で、それに効果があるならばすべて大歓迎というのが極意塾の趣旨です。

(2)記録は負担にならないやり方で

私も、この生活記録法を使って、さまざまな部分で自分自身を整えてきました。
収支、起床時間、睡眠時間、体重、歩数、英語学習時間、……等々。
記録の仕方は、できるだけシンプルなものが良いですね。
記録する負担はできるだけ少ないのがよく、面倒だと長く続きません。
実は、正直言って、今も続けている生活記録は、歩数だけです(笑)。
他のものは、いつの間にかやめてしまいました(笑)。
それは大体の傾向がわかってしたからでもありますが、毎日記録するのが億劫になってしまったからという理由もあります(笑)。

(3)睡眠時間は7時間15分だった!

これは、私がまだ二十代のときでしたが、あまりにも睡眠時間が少ない様子なので、実際はどれほど眠っているのだろうと、就寝~起床の記録をとってみたことがあります。
3か月続けてみました。すると、驚いたことに、平均睡眠時間は、7時間15分だったのでした!
徹夜や徹夜同然などは日常茶飯事のことで、人よりは相当睡眠時間が短いだろうと思い込んでいましたが、なんのことはない、徹夜などの印象が強かっただけで、トータルすればしっかり寝ていたのでした!
また、この記録をとってみたことで、私の基本の睡眠時間は7時間15分なのだとわかりましたので、それからは7時間15分をして、夜のスケジュールを組むようになりました。
翌日大事な用事がある時には、必ず7時間15分の睡眠時間を確保しようというように心がける人になっていました。
この習慣は、少なからず、になったと思うのであります。