まずは動物として樂になる No.306

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塾の出発点は、今からおよそ25年前、精神障がいのある方々が働く生活にカムバックするには何をしたら良いか、一緒に考えましょうというところからでした。
そこで、生活を変えるにはどう考えて何をすれば良いのか、具体的で現実的な知恵が出てきました。

その知恵というのは、実は精神障がいの有る無しにかかわらず、およそ誰にも共通する大事なことではないかと思われ、そこから「およそ誰でも、すぐに簡単にでき、絶大なのある」を体系化し共有して皆んなになってしまおうではないかという運動に発展しました。

その初期の知恵です。
まずは動物として樂で快適な暮らしをしようと考えると、すぐ出来ることが次々と浮かびますね。
食べる、眠る、運動する、休む、憩う、温まる、……こういう生活行動をひとつひとつ見直して快適に過ごそうではないかということです。
難しいこと、高度なこと、経費がかかることで素晴らしいものはいくらでも有るだろうけれども、そのずっと以前の段階の、基礎的な当たり前のことをしっかりさせようという方向です。

ただし、ここから、では具体的にどうするのかは、人によって、によって異なってきますので、個別対応となります。
氣がついてみれば、ひとつのことに特化する普通の塾とは真逆の不思議な塾となりました(笑)。