極意塾的生活:良いことは24時間以内に人に伝える(2) No.366

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人に伝えるのは、相手のためになるばかりでなく、自分が学んだ事を整理し記憶するのにも極めて優れた方法だ、という話です。

このことを思う度に、ある賢明な母親の話を思い出します。
その母親とは、子どものとき、何らかの事情でろくに勉強が出来なかったのだそうです。それで、小学校に通う娘に、「学校で勉強したことをお母さんに教えてちょうだい」とお願いしたそうです。

娘は、大好きなお母さんに勉強を教えるという仕事が与えられたので、それこそ毎日学校では嬉々として一所懸命勉強して、家に帰ると大喜びでお母さんにその日に学んだ事を教えました。それを習慣にしているうち、学校で一番になるほど優秀な子になっていた、という物語です。

これは理に叶っていますね。
お母さんにその日のうちに教えなくてはいけないので、教えるために学びますから、一所懸命先生の話を聴き、ノートをとります。したがって、自ずと理解も深まり、学んだことの整理もつき、しっかり記憶もできます。
重要だと思う点は、この娘さんはお母さんに教えることによって、短時間のうちに二度学習しているという点です。
極意塾的な最高の学習法を実践していたことになります。成績が上がるのも当然ですね。

この母親は、実際にはわかっていたことも知らないものとして娘に接していたのでしょう。積極的に的を射た質問もしていたでしょう。だから、娘さんは大いにやりがいを感じ、ますます勉強が好きになっていったのでしょう。なにせ、自分よりもずっと年上の大人に勉強を教えるのですから(笑)。
わたくしは、この母親の賢さに、いたって極意塾的だなあと驚き目を見張るのであります。