潜在意識を変える(1) No.460

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躾に関する話の延長です。
 
健康・成功・を実現するために、思考・を変えるというのが塾のの眼目です。
これは、必然的に潜在を変えるということにフォーカスすることになります。
 
最近、のことで衝撃的なことに出会いました。
それは、「無意識は意識よりも先に決めている」ということです!
 
例えば、指を動かすということでは、「筋肉を動かすための運動神経の指令(無意識)は、心が『動かそう』と意図する脳の活動(意識)よりも0.35秒も先だ」というカリフォルニア大学の実験が紹介されています。
 
そういうことであれば、人の行動を決めているのは脳の無意識で、意識はその後でが決めたと記憶しているだけということになります!(※)
 
人はいつも無意識に動かされている!
それなら、無意識、すなわち潜在意識を変えれば人は変われるということであり、意識を変えただけでは人は変わらない、潜在意識まで変えないと本当には変わらない、ということになります。
 
これは、自分を変えるということについての明確な指針になりますね。
 
躾というのは、成長の初期に潜在意識を整えることと捉えられます。
幼少期に正しく躾けられれば、その後潜在意識を変えるという大事業に取り組む必要がありませんので、人は樂に健康・成功・幸福を得られるというわけです。
 
しかし、残念ながらと言うべきか、多くの人は真っ直ぐに健康・成功・幸福に向かう思考・行動のを体得できていません。
だから、潜在意識を変えるという課題を背負っている、ということですね。
 
※前野隆司著『無意識の整え方』(ワニ・)10頁~11頁