事前対策:「生き直し」ゲームの実際(19) No.466

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子どもの頃、事前対策の達人というべき人が身近にいて大きな影響を受けたとしたら……、という「生き直し」ゲームです。
以下、架空の物語です。
 
※※※
子どもの頃、近所にいつも「段取り八分、段取り八分」と言っていた大工さんがいました。
 
この人は、集落のすべての家屋について、「この壁は○年後にはこうなるから、その時こういう修理が必要。その経費はこのくらい。そうならないためには、こういう手入れをしておけば、◯◯年後はこうなっている」というようなことを全部わかっていて、求められれば無料で見積もりもアドバイスもしていました。
 
それがまたとても正確で説得力があるものだから、地域のみんなに信頼されていたのです。
 
けれども、仕事を自分が独占するようなことはなく、地域の建築関係者の力量や得意領域などをすべて把握していて、みんなが潤沢に仕事にありつけるように計らっていました。
 
何か月後、何年後に、どこにどういう建築ニーズが発生するか、すべてわかっていたので、どのように仕事を割り振られるのがベストか、すべて見通していたのです。
 
こういう人だから、仕事のやり方はとてもスムーズ。
工程管理も、資材の調達も、資金繰りも、すべて事前に段取りを済ませてあって、何かドライブが発生した場合の対応も用意していたのでした。
 
誰かが風邪で休みたいと言ってきたときも、少しも慌てることなく、替わりが務まる職人に連絡し、それが駄目ならササッと工程を変更して工事に支障ないように仕組んでいました。
 
中学生だった私は、この人に質問してみたのです。
「おじさん、どうしてこんなに何でもスムーズに行かせられるの?」
「簡単だヨ。これはこうなるはずだからこうしておく、すべては段取り八分……、それだけだ。」
(続く)
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