目標を必達させる「アユタヤ行きの船理論」 No.061

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アユタヤに行く船に乗ったら、いつか必ずアユタヤに着く

「♫ アユタヤに行き着く船に乗っているから、いつか必ずアユタヤに着く」・・・ 私はタイに3年間赴任していたことがあります。

そこで知ったのですが、日本では織田信長らが活躍していた頃、タイのアユタヤ(当時の首都)の近くには日本人村があって確か1000人以上もいたそうです(その跡が残っていて観光地になっていました)。

ということは、その当時には既に日本からアユタヤまで船で行き来する技術が普及していたということですね。

最終目的地がどこなのか、はっきりさせておくのが大事

しかし、距離も長いし途中ずっと順風満帆というわけにはいかず苦労の多い大変な航海だったろうと思われます。

けれども、アユタヤ行きの船に乗っていれば、途中何があろうと、沈没することがなければ、いつかは必ずアユタヤに着くわけですね。

最終目的地がどこなのか、はっきりさせておくのが大事ですね。アユタヤに行くんだよと決めてあるから、あとはひたすらアユタヤを目指して進む。

最終目標から逆算して取り組むバックキャスティングは?

嵐が来たり、病人が出たり、食料調達に時間がかかったり、途中何があっても、とにかくアユタヤに辿り着く。

長期目標を達成しようとするとき、よく言われるのが、最終目標を定め、それに必要な行動一覧を作成し、逆算していって、今日は何をしなければいけないかハッキリさせ、それに取り組みなさいというような、バックキャスティングの手法ですね。

理に叶っていると思われますが、実際にやってみると、正直なところ、どこか違和感があって馴染めなかったですね(笑)。なぜでしょう?

長期目標ではゴールを明確にし、潜在意識に任せること

短期の目標、例えば朝ご飯を7時までに作るというような事ならとてもいいやり方ですね。

長期目標については、極意塾では、最終目標をハッキリ明確に定め、あとは潜在意識に任せてしまうことを提案しています。

最終目的地、最終目標がはっきりしていれば、潜在意識はそれを実現するために働き続けてくれます。

紆余曲折、軌道修正を繰り返しながら、いつかは辿り着く

アンテナが働き、やるべきこと、やらぬべきこと、会うべき人、避けるべき人、行くべき場所、行かぬべき場所などを示すようになります。

ちょうどアユタヤに向けて航海する小さな船のようなもので、紆余曲折、軌道修正を繰り返しながら、焦らず休まず進み続け、いつかは辿り着いてしまう……。

綿密な計算に基づく計画の元に、毎日毎日進み具合をチェックし管理するというのでは、ほとんどの場合、ストレスいっぱいになって沈没してしまいませんか?

その2

打てる手は何でも打っておく

『スタートレック』というアメリカの人気宇宙SFテレビドラマがありました。劇場版も13本作られたそうです。

その中で、とても印象に残って何度も思い出したシーンがあります。それは、カーク船長が、船長になる試験を受けるとき、コンピュータのある部屋に忍び込んで「それでも船は無事帰還する」と書き加えた、そして合格した。

息子がその行為を「卑怯だ!」と責めまくるのですが、カーク船長は「そこまでやるかどうかも試験のうちだ。宇宙では何があるかわからない、打てる手は何でも打っておくのだ」と答えていた……というような記憶です。

未来を書き込むことで、望む未来を引き寄せる!

物語は、この言葉通りに、さまざまな危機が訪れ大ピンチが続くものの、いつも「それでも船は無事帰還する」のでした(笑)。それでも船は無事帰還する!

それでもアユタヤ行きの船はアユタヤに着く!それでも最終目標に到達する!それでも必ず上手くいく!……

こういうように未来をあらかじめ書き込んでしまう。すると本当にそうなる!望む未来を引き寄せる!こんな美味しい技があるんですね。

そしてこの技を使いまくって健康・成功・幸福に満ちた生活をしている人が、世界にはたくさんいるんですね。でも、その人たちだけの特権ではありません。誰でもやっていいことなんですよね。

No.062

文:極意塾塾頭 野中由彦